砥部焼を作る「ろくろ&絵付け体験教室」が9日、愛媛県砥部町宮内の砥部焼陶芸館であった。県内外の親子連れら20人が土に触れたり筆を滑らせたりして、一から物を作る楽しさを味わった。
砥部焼の魅力に触れてもらおうと、日本自動車連盟(JAF)愛媛支部が会員同士で交流する「JAFデー」イベントの一環として企画した。
参加者は窯元の指導を受けながら挑戦。ろくろ体験では、土に添えた手に力が入りすぎて変形させるなど悪戦苦闘しながらも、次第にこつをつかみ「うまいね」「きれい」の言葉に笑顔を見せていた。絵付けでは、動物や花などを思い思いに描き、世界に一枚だけの食器を作っていた。